バナナの黒いとこ

ハイドロポンプの略称はドロンプ派です

輪行記録 2018北海道編

余りにも体調が悪すぎて寝れないので更新することにしました。前回の続きで僕の大学生活の馴れ初めを書いてもいいのですが、気分が乗らないのでそのうち書きます。それで今回は何について書くかと言えば、前からやってみたかった一つのテーマで自転車旅行を振り返ってみるということで今回は輪行というテーマに絞って思い出しながら書いてみます。

 

 

① 2018年8月16日 釧路→帯広

 記念すべき?初輪行は実は合宿中だった。輪行は甘えみたいな謎の概念に囚われていたし、実際チャリの構造も全然理解していなかったので極力輪行を避けた結果、西宮から釧路まで自走で来てしまった。一応合宿前に家で輪行袋に入れる練習をしていたので正確には初ではなかったが、いざやるとなるとちゃんとできるのかと不安に駆られた。

 伝説のすみれ荘で浦さんとクロックスが入れ替わるハプニングがあったりしたが同じ班だったので事なきことを得た。この日は岡本さんつねざわさんうらさんえりさんという「笑ってなんなん事件」の翌日にしてはできすぎた班だった。やっぱり神様っているんすねぇ。そして釧路駅から特急に乗って輪行することになるのだが、チャリも持ちながらサイドバック二つ持って移動するのも初めてだったので苦労した。この二つだけだったらよかったのだが、このときは銀マットと寝袋をパッキングしていたし小鍋も持っていたのでいっぱいいっぱいだった。なんとか荷物を積み込み列車に乗り込んだ。多分自由席だったが時期が時期だったので結構混んでいたので車両の前と後ろで分かれて乗ることになり、僕は岡本さんと隣になった。岡本さんと同じ班になったのはこの時が初めてだったし、それまでお話しさせてもらう機会が殆どなかったので最初は緊張していた。でも駅を出発する前から気さくにしてくださり結局降りるまでの2時間ずっとしゃべりっぱなしだった。いろいろな話をしてもらったが特に48期の東北プレの話は初めて聞くエピソードばかりで印象にのこっています笑。こうして初輪行は先輩のおかげで楽しいものとなった。

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若いぼく(19)

 

② 2018年 8月24日 宗谷岬稚内

 逆風の夜道をひた走り宗谷岬に着いて完全に賢者モードに入ってしまった僕は重政さんを台風が直撃する北の果てに残して稚内に戻る決心をしてしまった。その節は大変申し訳ありませんでした。今年の文集にも載せたことだが、時期を同じくして小学校からの友人が北海道を僕らと同じように自転車で回っていてこの日に稚内で滞在していたのでいち早く戻りたかった。というのも翌日から彼と一緒に稚内から小樽まで戻ってフェリーに乗る計画だったのでもし僕が遅れたら流石にまずいとなったからだ。ただ街灯ひとつないしけている海沿いの道を30㎞戻るのは気が引けたので路線バス輪行を決意した。奇跡的に21時台のバスがあったのでそれに乗ることにした。普通の思考であればただの路線バスで輪行なんてできないがこの時は3週間旅を続けて狂っていたので脳死で実行してしまった。幸い乗客は僕を含め二人だけだったので気を遣わずに済んだ。こうして無事に稚内に戻ることができ、友達と再会した。

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こんな遅くまで走ってるなんて何に需要があるのか

 

③ 2018年8月25,26日 稚内旭川手稲→小樽築港

 もうチャリは懲り懲りだったので18きっぷで友人と帰った。ただ帰るだけではつまらないので、旭川で一泊して動物園に行ってからフェリーに乗ることにした。確か10時ごろの列車に乗ったが、僕らのような観光客と地元民で車内は結構混んでいた。重政さんと二人で走ってきた道を横目に見ながら旭川へ戻った。旭川に着いたらジンギスカンを食べようと意見が合致したので金に糸目を付けずに食べまくった。そのあとはバッセンに行ったりボウリングをしたりして豪遊した。翌朝は動物園の開園待ちをして午前中はそこで遊んだ。夕方散々過ごした旭川を出発しいよいよ帰路についた。途中友達は札幌で水曜どうでしょうのグッズを買いに行きたいということだったので、僕は唯一手に入れていない黄色フラッグを入手しようと手稲という駅で降りてホクレンに向かった。がしかし店の前にはフラッグ完売の文字が。このせいで翌年こそフラッグ全種類集めようと意地をはることになってしまった。友達も目当てのものが買えなかったらしく互いに失意のまま小樽に着いた。この時ラプラスとさよならバイバイしたことに気づきよりいっそう僕はしょげてしまった。こうして北の大地に別れを告げた。

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鹿児島県民のくせに最北端の方を先に制覇する男

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旭川駅にて

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手稲駅で西川のレプユ二着たマダムに頂く

 

④ 8月28日 東舞鶴敦賀甲南山手

 フェリーでは友達と同じサークルのメンバー数人と仲良くさせてもらいこれもまたいい出会いになった。舞鶴に着き彼らを駅まで送った後、飯を食うかと思い店を調べたらすき家ぐらいしかやってる店がなかったのでそこに向かった。丁度着いた瞬間に藤井さんとたまたま出会い一緒に食べることになった。藤井さんとはフェリーがたまたま一緒だったのでもし舞鶴で野宿するなら一緒のほうがええなと思っていたところだったので嬉しかった。いろいろ思い出を語り合って奢っていただいた。その後テンバ探しをしたが良さげな場所がなく、結局駅の横の公園で寝た。お互いに野宿慣れしすぎていたので何も考えることなくそこで最後の外寝をした。翌朝、僕は始発で帰ると告げていたので、藤井さんを起こさないようにそっと身支度を整えて輪行して列車に乗り込んだ。西宮からは山道を越え2日かけて舞鶴まで走ったのにあっけないなとか考えてるうちに最寄り駅に帰ってきた。駅では北澤が迎えに来てくれていて1か月ぶりの再会を喜んだ。

 

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運命の再会 ごちそうさまでした!

 

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これにて閉幕